心は空気で出来ている

虚ろいゆく心のままに

エイプリルフールの嘘記事に騙されそうになった

 

第1話 「地球のウワサは宇宙規模なのだ」/「パパは正義の大ウソつきなのだ」

 

「何かを始めるのには 何かを捨てなきゃな」

 2019年4月1日、世に数多の嘘が解き放たれた。

  エイプリルフールなどにあまり興味のない私は、そんなイベントのことはすっかり忘れて、いつものように、スマホはてなブックマークアプリで、ホットエントリーをチェックしていた。そこで目に入ったのがこの記事である。

四肢をもたない新種の哺乳類を発見

真っ先に虚構の二文字を探したけど見つからなかったから危うく信じかけた。

2019/04/02 07:01

 初めこそ「いやいやまさかそんな。いつもの虚構(新聞の記事)でしょう?」と思ったのだが、ページのどこを見ても、あの手書きっぽい「虚構新聞」のロゴが見当たらない。

 正直、学のない私には、この記事の内容で、嘘かどうかの判別がつかない。しかし他のユーザーのブコメなどを見ると、どうやら嘘のようだ。この記事が嘘だと私に判断できる要素は、ページが単独であり、リンクが機能していない点である。

 ページ上部には「ホーム > ニュース > 生物学」、ヘッダには「ログイン/アカウント作成」という文字があり、クリックできるようになってはいる。しかし、クリックしてもリンクが機能しないし、ページのソースを見れば、どこにもリンクされていないことがわかる。

 わざわざこの嘘記事のためにドメインを取ったのだろう。なかなか手が込んでいる。サイト名が「Science Cafe 41」だから、つまりそういうことなのだ。ちゃんとしたエイプリルフールをやってんだな。

 ところで、この嘘記事を見て思い出したのが、子どもの頃に図鑑で見た「アシナシトカゲ」という生き物だ。こちらは学研の図鑑に載っているのだから、実在することは間違いないだろう。

 子ども心に「足がないトカゲって、それもうヘビじゃないの?」と思ったものだ。しかしどうやら、トカゲとヘビには足のあるなしに関わらず違いがあるらしい。私が子どもの頃にはなかったインターネットの力を借りて調べてみたら、この疑問にストレートに答えてくれている記事が見つかった。

matome.naver.jp

 上の記事によれば、トカゲにはまぶたがあるがヘビにはない、トカゲには耳の穴があるがヘビにはない、トカゲは音が聞こえるがヘビは振動だけ感じる、など。トカゲにあってヘビにないものばかりだが、ヘビにだっていいところはたくさんあるはず。

 どちらにしろ、エイプリルフールの嘘記事で、長年の疑問が氷解したわけで、エイプリルフールもあながち無駄ではなかったということであろう。

 というわけで、今日の話はここまで。

エイプリル

エイプリル

 
世界のエイプリルフール・ジョーク集 (中公新書ラクレ)

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