心は空気で出来ている

その場の空気で書く日記

【アラフィフ新発見】ファッションどころか服自体に疎いおっさんが人生で初めて知ったこと

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「パ パ パジャマ・じゃまだ!」

 去年の暮、起毛の暖かいパジャマを買った。

 それまで、冬場はスウェットの上下で寝ていたのだが、10年近く着ていたものなので、いい加減ボロくなっていた。おまけに繰り返される洗濯でサイズが縮んで丈が短くなり、座ると背中の下側が外気にさらされる仕様。パソコンの前に座っていると、気密性の悪いサッシから忍び込む冷気で、寒いことこの上なし。

 さすがにもう新しい寝間着を買わなければと判断し、売り場に行くと、歳末セールでいい感じのパジャマが安売りされていた。触り心地がフワモコの起毛パジャマから、好みの色柄を選んで買った。

 パジャマの生地はそれほど厚くない。スウェットに比べたら薄いほうなのだが、やたら暖かい。今まで寒いのを我慢して、分厚くてゴワついたスウェットを着ていたのはなんだったのかと、ちょっとだけ後悔した。

 私は前後がわかりにくい服を着るとき、首の後ろについているタグを目印に、服の前後を判別していた。しかし、その新しいパジャマは、サイズを表示した小さなタグがついているだけで、首回りに襟もないので、前後を判断するのに少し手間取ったりしていた。

 ある時、ふと気づいた。そのパジャマには、左わき腹あたりの位置に、少々大きめのタグがついている。これを目印にすれば、小さなタグを探したり、首の開き具合を見たりしなくても、前後がわかるぞ。

 それから、どの服を着るときでも、左わき腹の位置にタグがついていることに気づいた。初めのうちは「これもパジャマと同じ場所にタグがある」「あ、これもだ」などと、たまたま同じ位置にタグがあるだけだと思っていた。

 しかし、ある時ふと気づいたのだ。自分が持っているどの服にも、左わき腹の位置にタグがついている。これはもしかして、業界のルールなのではないか?シャツなど上半身に着る服は、必ず左脇にタグをつけるという決まりがあるのだ、そうに違いない。

 そのことを、嫁さんに話すと「え?今まで知らなかったの?」という反応だった。

 知らなかったよ。誰も教えてくれなかったし、興味もなかったんだから。

 考えてみれば、毎日着ているものなのに、今まで気づかなかったのは不思議だな。人間、いくら目の前にあっても、気づかないときは気づかないものなんだな、と思った。

 ということで、今日の話は以上。

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