心は空気で出来ている

その場の空気で書く日記

オマエは誰だオレの中のおれ

 今日は独り言です。

 これまでも、何度かこのブログで書きましたが、今日また、自分の中ではっきり見えてきたものがあります。

 私はいくらかの借金を抱えており、それが家計を圧迫しています。来年どころか来月を乗り切れるかどうかもわからない経済状態で、かれこれ10年以上生活しています。

 それでも今までどうにかこうにかやってこれたのは、メインの派遣仕事以外に、個人的に営んでいる副業があるからです。ただ、それもここ数年、すごい勢いでやる気が失せていき、もともとそれほど多くなかった仕事を、私のほうから断ったりして、だんだんと減らしています。

 代わりに、何か別の副業を始めたいと思っていましたが、なかなか重い腰が上がらず、アイデアだけは浮かぶものの、なにひとつ実行に移していない有様。当然、仕事を減らした分の収入はなくなり、家計はますます苦しくなっています。

 前から続けている副業も、完全にやめたわけではなく、今でも細々と受けているので、それを片づければ収入につながるのですが、それすらもなかなか手を付けられない状態。かといって他に収入に繋がるアイデアを実行に移すわけでもなく、ただ経済的に苦しくなっていくのを、苦しい苦しいと思いながらもただ見ているだけでした。

 本当に、何もやる気が起きないのです。派遣の仕事には行きます。朝から夜まで、覚えた作業を繰り返すだけの、簡単な仕事ですから。特に頭を絞ることもありません。体力的には少々キツイものの、精神的には楽です。

 でも、それだけでは生活が成り立たない。休みの日に日雇いのバイトでも入れれば、少しは生活の足しになるのですが、それもせず、ブラブラダラダラするだけの休日。家族の休みが揃えば、どこかへ遊びに行って、寂しい財布からさらに散財してしまう。

 このままではいけない、と思いつつ、何も始められない。気持ちがプラスに向くこともありましたが、それも長くは持たず、すぐにまたやる気のない状態に陥ってしまう。そんなことを何度も何度も繰り返してきました。

 しかしぶっちゃけたところ、本当に後がない。このままいけば、あとほんの数ヶ月で経済的に行き詰るのは目に見えています。そんな状況もこれまで何度かありましたが、今度も乗り切れるとは限りません。もうお金のことで毎月頭を悩ませるのは嫌だ。

 今度こそ、この状況を打開しなければ。なんとしてでも。と思いはするものの、では何から始めればいいのかわからない。そもそも、どうしたらやる気が出るのかわからないし、頼れるものはなく、頼れる人もいない。

 私は、本当に困った時や、本当に辛い時には、自分の内面を掘り下げることしかできません。今までもそれで乗り切ってきました。もし経済的に破綻しても、精神的に破綻しなければ、どうにでもなる。しかし今は、家族を抱える身。経済的に破綻することは避けたい。

 どうすればいいのかわからない。何を目指せばいいのか、どこに向かえばいいのか、何をするべきなのか。道はいくらでもある。なのに、どこにも踏み出せない。なぜだろう。

 若い頃、同じような状態に陥ったことがありました。それで1年間くらい、ほぼひきこもり状態で生活していました。その時は実家にいたので、収入がなくてもなんとかなりました。今はなんともならない。

 どうしたらいいのかわからないけど、なんとかしなくちゃいけない。なんとかしなくちゃいけないけど、何もする気が起きない。この矛盾は、一体どういうことだろう。

 そこで、自分の心の動きを見つめてみたとき、今まで気づかなかったことが見えてきました。いや、気づいていたけど見えないふりをしていたこと。いやいや、見えないふりというか、それについてはわかっているつもりで、ちゃんと見ていなかったこと。

 それは簡単に言えば、マイナス思考です。何かをしようとするとき、どうせうまくいかない、やっても無駄、という考えが湧いてきます。そのマイナス思考が、思ったよりはるかに深く、広範囲にわたって、精神状態に影響していることがわかりました。

 マイナス思考が邪魔をする、というのは経験上わかっているつもりで、実はあまり深いところまでは見えていませんでした。それが、自分のあらゆる思考の、深いところまで入り込んでいました。何かを考えるとき、はっきりとした言語にならないレベルで、マイナス思考が働き、自分の行動を制限していたのです。

 頭の中で言語化されてはいないけど、普段の何気ない考え事の根っこにまで、マイナス思考の芽のようなものが動いているのがわかりました。自分の中に湧くあらゆる思考が、そのマイナス思考の影響を受けていたのです。そして今、マイナス思考の核心が見えそうな気がしています。

 マイナス思考は、いつの間にか雑草のように、心の中に根付いています。これをこまめに抜いていかないと、心の栄養を取られて、本当に育てたい考えが育たなくなってしまう。きっとそういうことなんでしょう。マイナスの雑草思考に気づかず、放置しすぎました。これから地道な草取りをしなければなりません。自分の中に生じる、どんな小さなマイナス思考も、小さなうちに引っこ抜いておかなければ。そのために、毎日自分の心に注意を払っていなければ。

 もうずいぶん前、たぶん20年以上前にも、こんなことを考えていた気がします。でもいつの間にか、大事な、そして基本的なことを忘れていたようです。大事な基本を忘れてしまうような、いろんな出来事に振り回されたせいでしょうか。

 ああ、おれは人として、まだまだだ。