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【映画鑑賞記】”悪魔の力身につけた”キアヌの戦い『ジョン・ウィック:パラベラム』

※この記事はネタバレを含みます。というかネタバレしかありません。ご了承の上お読みください。

 

 まず、印象に残ったシーンを順不同で列挙しておきます。

 ・にんじゃりばんばんが流れる

 ・と思ったら本当に忍者が出てくる

 ・忍者が出したフグの肝を食べる

 ・忍者の日本語ヘタすぎ問題

 ・ネオ(マトリックス)の台詞が飛び出す

 ・犬かわいい

 ・ダスビダーニャ

 組合(?)に属する暗殺者全員から狙われるというストーリーは、『デビルマン』を思わせます。裏切者として巨大組織から狙われる孤高の超人、ジョン・ウィック。さらに、組織のボスを探して旅をする展開は、『ジョジョの奇妙な冒険黄金の風』を想起させられました。

 前作の続きから物語が始まるわけですが、街中の暗殺者から命を狙われるジョンは、初めのうち、やけにモタモタしています。その間に、どうするかいろいろ考えていたようです。

 それで、昔の縁故を頼って怪しげな劇場に行きます。ここで、ジョン・ウィックの出自がほんのりと匂わされます。どうやらジョンは、ロシアをルーツに持つ暗殺組織に拾われて育った孤児だったようです。本名のロシア名を言っていましたが、忘れました。母親代わりみたいな組織の女ボスに「ダスビダーニャ」(ロシア語でさようならの意)と言っていました。

 その組織の建物では、女子はバレエの練習、男子はレスリングの訓練をしていました。もう完全にロシアですね。ジョンもかつてはそこで、悪魔の力じゃなくてレスリングの技を身につけたのでしょう。

 コンチネンタルホテルを支配する上位組織の”主席”っていう偉い人の代理人みたいな女の人(裁定人)が来て、今回のジョンのルール違反について、関係各位に裁きを下すんですけど、その人がジョンの暗殺を忍者に依頼するシーンがあります。

 その忍者はニューヨークで「平家」っていう寿司屋を営んでいて、店内BGMがきゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」。そこへ裁定人がやってきて話をするんですけど、話のあとで忍者がフグを捌くんですよ。そんで、そのフグの肝臓か何かを「毒が入ってます」とか言って裁定人に出すわけです。

 裁定人は、それを指でつまんでツルっと丸のみにしちゃうんですよ。観てる側としては「はぇ?」とならざるを得ないわけです。あれどういう意味なんですかね?忍者はそんな毒入りのもん出しといて「”主席”に忠誠を誓います」とか言うんです。あのシーンの意味は全然わからなかったです。

 それで、ジョンはいろんな暗殺組織から命を狙われまくって、最後は忍者部隊に襲われて、あの寿司屋をやってた忍者のボスと対決します。忍者は途中から日本語を少し喋るんですけど、その日本語がまたすごいカタコト感ハンパなくて。最初、日本語を喋ってることに気づかなかったくらいです。ネイティブジャパニーズの私が。

 忍者の喋る日本語を聴いた少しあとに「あ、今の日本語だった?』と思うレベル。対決の最中に「オレタチハ、コロシノタツジンダー!じょんうぃっくぅ~」って叫ぶんですが、それもちょっとタイムラグあって「あ、今の日本語だわ」と気がつきました。

 どうせ日本語を喋らせるなら、もうちょっと日本語がわかるアドバイザーみたいな人いなかったんですかね。海外の観客は、イントネーションでたらめなカタコトのほうが、日本語だってわかりやすいんでしょうか。ちょっと事情が飲み込めませんが。

 あとはですね、忍者を撃退した後に、主席直属の部隊がホテルに乗り込んでくるんですが、そこでジョンと支配人のウィンストンと、ホテルマン?の黒人のあの人と、あとやられ役の部下が少々で、籠城戦になります。

 もうこうなったら徹底抗戦だ!みたいなことになって、ウィンストンがジョンに「何が必要か?」って聞くシーンがあるんです。そこでジョンは「Guns,Lot of Guns」って言うんです。「あー、これマトリックスでネオが言ったセリフだわー!」ってなるシーンです。

 あとは、犬可愛いですね。シュッとしたブルドッグみたいなやつ。今回、ジョンが追ってから逃げるシーンで馬が出てくるんですが、馬もいい仕事してました。殺し屋たちに追われるジョンが厩舎に入っていく時点で、ちょっと心配になるんですが、この映画はあんまり動物が死にません。

 1作目でジョンの飼ってた犬が殺されちゃいますけど、その復讐のためにマフィアまるごと潰しますからねジョン。そもそもこの3作目までひっぱってる修羅の道も、その犬の復讐がきっかけですから。

 最後は死にぞこないのモーフィアスもとい、ローレンス・フィッシュバーンと、死にぞこないのジョン・ウィックが手を組んで、組織に復習してやろうぜ!的な流れで終わりました。4作目やる気っぽいです。

 ジョン・ウィックは、伝説の暗殺者なのにあんまり強そうじゃないです。どんな刺客にも勝つんだけど、毎回死にそうになるし、苦労して倒してるから、強いって感じがしないんですよね。最終的には勝っちゃうから、強いのは間違いないんですが、圧倒的な強さっていうのとは違う。

 ザコキャラには圧倒的に強いけど、ボスキャラ相手だとかなり苦労して瀕死の状態で勝ちを取る。こう書いてみると、なんだかケンシロウみたいなキャラですね。

 ということで、雑な感想でした。

マトリックス (字幕版)
 
コンスタンティン (字幕版)

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